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香川グルメ “さぬきうまいもん会席”の全メニューをご紹介!

先日、香川県への旅行の際に宿泊したJRホテルクレメント高松。JR高松駅のすぐ目の前にあります。レストランが6つ入っており、そのなかのひとつである日本料理レストラン「瀬戸」に旅行初日の夕食に伺いました。

香川県産のオリーブ牛、讃岐でんぷくなど地元食材を使用した料理や、醤油豆、あん餅雑煮など香川県の郷土料理が含まれているさぬきうまいもん会席を頂いてきましたので、その内容とレストランの雰囲気をご紹介したいと思います。

香川県では以下の条件を満たしているレストランを“さぬきダイニング”として認定しおり、「瀬戸」も“さぬきダイニング”に認定されています。

  • 香川県産の食材を使用した幅広い料理を提供する
  • 県外からの観光客にも自信をもって勧められる
  • 情報発信力の高いレストラン

JRホテルクレメント高松 日本料理レストラン「瀬戸」店舗情報

日本料理レストラン「瀬戸」はホテル2階にあります。

入り口

テーブル席でお食事を頂きました。店内には個室もあります。写真ではお客さんが全くいないように見えちゃっていますが、そんなことはなく、わたしがお食事を頂いた時間帯には、見える範囲に我々以外に3組、欧米系の子連れのご家族(6名ほど)、アジア系のお二人様、日本人のお二人様がおられました。

営業時間は以下となります(2019年5月現在)。
 ・ランチ  11:30~14:30
 ・ディナー 17:00~21:30

さぬきうまいもん会席の内容・価格

さぬきうまいもん会席は、前八寸から水菓子まで計8品のコースとなっています。一人前7,000円でした。

<前八寸> 
 アスパラ豆腐、讃岐コーチン酢橘の香り、瀬戸内じゃこおろし、海老ねり天、醤油豆
<御椀>  小柱筍真丈鳴門仕立て
<御造り> 海の恵み
<焼物>  オリーブ牛溶岩焼き
<煮物>  季節のしゃぶしゃぶ
<強肴>  讃岐でんぷく唐揚げ
<御食事> 鰆の押し抜き寿司、あん餅雑煮
<水菓子> 季節の果物

さぬきうまいもん会席を一品ずつご紹介

前八寸(香川の郷土料理「醤油豆」など)

前八寸にはお酒に合いそうなものが揃っています。写真の左奥がアスパラ豆腐、その横が瀬戸内じゃこおろし、手前のお皿に讃岐コーチン、海老ねり天、醤油豆です。

醤油豆は初めて頂きました。 香川県の郷土料理として有名なようで、駅近くなどのお土産屋さんでも売られていました。見た目は黒豆のようですが、実際はそら豆。ネットで調べたところ、炒ったそら豆を醤油などが入った調味液で味付けしたものとのことです。

お椀(小柱と筍入りのしんじょう)

小柱筍真丈鳴門仕立てです。しんじょうに入っている筍のシャキシャキ感が良かったです。

お造り(香川の特産のサワラなど)

タイとサワラと、もう一品は何か忘れてしまいました、、、。サワラ(鰆)は瀬戸内海でよく獲れ、香川県の特産品のひとつとなっているようです。都内では、サワラは焼き魚では食べても、お刺身ではあまり頂く機会がないので、お刺身で頂けるというのは地元ならではな感じでイイすね!

お皿の右端にはお塩で瀬戸大橋が描かれています。

焼き物(香川のブランド牛「オリーブ牛」の溶岩焼き)

香川県の小豆島は日本のオリーブの栽培発祥の地であり、現在もオリーブ栽培の地として有名です。それはわたしも知っていましたが、オリーブが香川県の県木になっていることは今回の旅で初めて知りました。そんなオリーブの搾り果実を与え育てられた讃岐牛をオリーブ牛と呼ぶようです。オリーブ牛については、讃岐三畜銘柄化推進協議会さんのページで詳細が案内されています。

オリーブ牛は溶岩プレートで焼いて頂きました。分厚いのに、とても柔らかかったです。ただ、プレートがあまり熱くない状態ででてきたのか、固形燃料の火力では、お肉がミディアムの状態まで焼けるのに10分ほどの時間を要しました。

煮物(ブリのしゃぶしゃぶ)

続いては、ブリのしゃぶしゃぶです。ブリも香川県の特産品として有名ですよね。都内のスーパーマーケットでも、鮮魚コーナーでよく「オリーブぶり」というブランド名で販売されているのを見かけます。 今回提供されたブリが「オリーブぶり」かどうかはわからないですが、そうお高いものでもないので、恐らくオリーブぶりかと思います。

お味は特筆すべき何かがあるわけではないですが、分厚くカットされていて満足感がありました。

強肴(讃岐でんぷくの唐揚げ)

わたし個人的には初耳の「讃岐でんぷく」。瀬戸内海で育った天然のナシフグを指しているとのことです。カラッと揚がっていて美味しかったです。

お食事(鰆の押し抜き寿司とあん餅雑煮)

〆は香川の郷土料理である「鰆の押し抜き寿司」と「あん餅雑煮」です。

あん餅雑煮はTV番組で目にしたことはありましたが、実際に食べたのは初めてです。お餅をお箸で割ると、たっぷりのあんこが姿を現しました。

白味噌の濃厚さとあんこの甘さがほど良くマッチして、なかなか他にはないお味です。美味しくもあり、楽しくもある一品でした。ただ、そういうものかもしれないですが、ぬるかったのが残念。もう少し温かい状態で頂きたかったなあと思いました。

水菓子(イチゴとオレンジ)

デザートは季節の果物ということで、イチゴとオレンジがでてきました。

まとめ(良かった点、残念に感じた点)

日本料理「瀬戸」での今回のディナーの良かった点、残念に感じた点は以下になります。

良かった点
  1. オリーブ牛、讃岐でんぷくなど地元食材を使った料理が頂ける
  2. 醤油豆、あん餅雑煮など香川県の郷土料理が頂ける
  3. テーブルが広い
  4. 外の景色が良く見える、海が見える
  5. テーブル間のスペースが広く、プライベート空間がほど良く保たれている
残念に感じた点
  1. 食事の提供スピードが少々速く、急かされているように感じた
  2. 店員さんから食材や料理の説明がほとんどない
    (今回のBlogに書いている食材等の説明はガイドブックやインターネットで調べた情報です。少しでも説明して下さると、お料理をもっと楽しめたのになと思いました。)
  3. 店員さんの接客に素人感が漂っている
    (問題に感じるレベルではないです。ホテルのフロントスタッフさんの印象がとても良かったので、そこと比較してのことです。)

高松駅から近い、ホテルに入っているという立地条件、店内の快適さ、オリーブ牛などお高めの食材を使用していること、香川県の名物が一度に頂ける旅行者にとって便利なコース料理となっていることなどを考えると、7,000円という価格は妥当に感じました。

以上、JRホテルクレメント高松の日本料理「瀬戸」および「さぬきうまいもん会席」の紹介でした。

また、JRホテルクレメント高松の客室などを以下記事で紹介しています。もしよろしければご覧ください。

JRホテルクレメント高松 宿泊レビュー。高松駅からすぐの人気ホテル!

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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