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【ANA LOUNGE】羽田空港国際線の2ヵ所のANAラウンジを紹介

空港ラウンジには、航空会社が運営するラウンジ、クレジットカードのゴールドカードを持っていれば利用できるラウンジ、お金を払えば利用できるラウンジ等があるけども、今回はANA(全日空)が羽田空港国際線ターミナルで運営するANA LOUNGEを紹介

直近では2019年6月、8月に利用したので、主にそのときの写真を使って、ラウンジの食事、シャワールームなどを紹介していきます。

ANA LOUNGE の入室基準(利用条件)

ANA LOUNGEはANAの飛行機に乗る人であれば誰でも利用できるというわけではなく、一定の条件をクリアしているか、有料のラウンジサービスに申し込む必要があります。また、空港によっても利用条件が一部異なります。

羽田空港国際線のANA LOUNGEの場合、利用できるパターンは大きく以下の3つです。

  • 搭乗クラスの基準をクリアしていること
  • 会員ステイタスの基準をクリアしていること
  • 有料利用(当日申込6,000円、事前申込4,000円)

搭乗クラスに関しては、2019年11月現在、プレミアムエコノミークラス以上の利用が基準となってます。以前はビジネスクラス以上の利用が必要だった気がするんですが、少なくとも現在はプレミアムエコノミークラスでOK。

会員ステイタスについては、ANAの公式ホームページ情報によると、以下に該当する人は追加料金なしで利用可能です(もちろん、ANAを含め、スターアライアンスに加盟している航空会社の飛行機に乗ることが利用の前提条件)。

  • ANAダイヤモンドサービスメンバー
  • ANAプラチナサービスメンバー
  • ANAスーパーフライヤーズカード会員
  • ANAミリオンマイラーのお客様
  • スターアライアンスゴールド会員

それぞれ同行者1名も利用可能です。ブロンズメンバーは無料では利用できないですが、4,000マイルまたはANAアップグレードポイント3ポイントで利用可能です。

基準の詳細および最新の情報はANAの公式サイトで!

参考 空港ラウンジご利用基準一覧表ANA公式サイト 参考 有料ラウンジサービスANA公式サイト

ANAが運営するラウンジには、ANA LOUNGEとは別にANA SUITE LOUNGEというものも存在します。ANA SUITE LOUNGEはファーストクラスへ搭乗の方またはANAダイヤモンドサービスメンバーの方、ANA SUITE LOUNGEご利用券をお持ちの方が利用できます。有料ラウンジサービスの対象とはなっておらず、お金を支払えば利用できるというものではないので、まさにANAを頻繁に利用するお得意様向けのラウンジといった感じですね!

ANA LOUNGE の場所

ラウンジ入り口

羽田空港国際線ターミナルにはANA LOUNGEが2つあって、両方とも出国審査を終えた後の制限エリア内に。ひとつが110番ゲート付近もうひとつが114番ゲート付近です。出国審査を終えて右側に1分ほど進むと110番ゲート付近のラウンジに到着、出国審査を終えて左側に5分ほど進むと114番ゲート付近のラウンジに到着できます。

両ラウンジとも、黒と白、そしてANAのイメージカラーであるブルーを基調としたシックなデザイン!

2つのラウンジのうち、どちらのラウンジを利用するかは自由。基本的には、乗る飛行機の搭乗口から近い方のラウンジを利用するのが便利で良いけど、両方のラウンジは歩いて5分ほどしか離れていないので、時間に余裕がある場合は、好みで選ぶのもありかと思います。

ANA LOUNGE の営業時間

ラウンジオープン時間
110番ゲート付近
  5:00~ANA運航最終便出発まで
114番ゲート付近
  6:30~13:30 / 20:00~25:00

引用元:ANA公式サイト

110番ゲート付近と114番ゲート付近のラウンジとでは営業時間が異なり、114番ゲート付近のラウンジは日中に閉まっている時間帯があるので、その点は注意が必要です。

ANA LOUNGE の提供サービス

ANA LOUNGEで提供されている主なサービスは以下の通りです。

  • 飲食類の提供
  • 休憩エリア(テーブル席、ソファ席、カウンター席)
  • 各座席に電源、コンセント
  • Wi-Fi
  • トイレ
  • シャワールーム
  • コンシェルジュデスク
  • コピー機
  • 新聞、雑誌コーナー
  • 喫煙ルーム
各座席にコンセントがあるのは便利

どちらかというと夜の便に乗ることが多いわたくし。ラウンジでの過ごし方のメインは夜ごはんを食べること。ゴハンを頂いて、ラウンジで歯磨きも済ませ、飛行機に乗り込んだ後はできるだけすぐに寝るようにしてます。

ANA LOUNGE のフード類、ドリンク類

概要

食べ物はビュッフェ形式のコーナーとオーダー制のヌードルコーナとがあって、ドリンクはソフトドリンク、アルコールともにセルフサービスで提供されてます。

110番ゲート付近、114番ゲート付近のラウンジともに基本的に同じ内容なので、どちらを利用しても有利・不利はありません。

ビュッフェコーナー

どの時間帯でも、サラダ、おにぎり、いなり寿司、パン、サンドウィッチ、チーズ、チョコレート、あられ、カレーライス、お味噌汁、スープ等と、温かいおかずが数種類用意されています。

サラダのドレッシングはシーザードレッシング、青じそドレッシングの2種類。

この日のおにぎりは、写真左側から、五穀米鮭、ツナマヨ、三色巻き(玉子、かんぴょう、山牛蒡)、いなり寿司(低糖質揚げ使用)、いなり寿司。低糖質のお揚げを利用したいなり寿司まで用意されているとは感心!

パンも、菓子パン、お惣菜パン、お食事パンなど複数の種類が提供されてます。

カレー皿がこれでもかというほどに積まれていて、食べねば!という気にさせられちゃう。お米は長野県産あきたこまちの金芽米。福神漬けも小袋で用意されていて嬉しい。

ANAオリジナルのチキンカレー。具がたっぷりで、結構食べ応えあり!

温かいおかずはどの程度の頻度でメニューが変わっているのかは知らないけど、訪れる度に内容が変わっていて、唐揚げ・春巻き・ハンバーグ・ラタトゥイユ・温野菜・ソース焼きそば・塩焼きそば・スパゲッティ・ペンネなどが常時3~5種類ほど提供されています。

おにぎりもおかずも小ぶりなので、色々と楽しめる。お味は万人受けしそうな濃いめの味付けで、ビールのあてにぴったりな感じ。

下の写真の右手前のモカサブレが美味しくて、個人的におススメの一品!

ラグビーボールのような形をした、 ANAの刻印入りのカステラ。見た目がカワイイ♪

ヌードルコーナー

ヌードルは専用の注文カウンターがあり、そこで注文して受取ります。混み具合にもよるけど、おおむね2分から3分ほどで出来上がり。

メニューは以下の通りです。

  • きつねそば・うどん
  • 山菜そば・うどん
  • かき揚げそば・うどん
  • カレーそば・うどん
  • とんこつラーメン

大きさは通常のお店の半分、いわゆるハーフサイズくらいです。

きつねうどん、かき揚げそば
とんこつラーメン

とんこつラーメンは、トンコツ臭が強く、正に「とんこつ!」といった感じ。普段、一風堂や一蘭でとんこつラーメンを食べる機会がありますが、それらよりとんこつ臭が強く感じ、個人的にはちょっと苦手でした。

ドリンクコーナー(ソフトドリンク、アルコール類)

ドリンクサーバーでは、コーラー、ジンジャーエール、炭酸水、緑茶、グレープフルーツジュース、オレンジジュースなどが提供されています。その他、コーヒーマシン、日本茶や紅茶のティーバッグ、冷蔵庫には野菜ジュースや牛乳なども用意されてます。

アルコール類の種類はかなり豊富。ワイン、梅酒、ウィスキー、日本酒などなど。

ビールももちろんあります。

シェフサービス

114ゲート付近のANA LOUNGEでは、時間限定で「シェフサービス」というものが催されていて、朝9時~10時30分にシェフが現れ、お茶漬けを提供してくれるらしいです。私はまだ利用したことがないので、次回その時間帯に行く機会があれば頂いてみたいと思います。

ANA LOUNGE のシャワールーム

シャワールームは両方のラウンジにありますが、今回は、114番付近のラウンジのシャワールームを紹介します。基本的な作りは、110番付近ラウンジも同じです。

シャワーを利用する際は、まず、ラウンジ入り口の受付で申し込みが必要です。

シャワーは混みあっていることも多いので、利用を希望するときはラウンジへの入室と同時に申し込みすをするのがおススメ。 わたしは前回は夜の22時過ぎに申し込みをして、順番がまわってきたのは23時頃と、約1時間待ちました。

シャワーの利用を申し込むと、呼び出しのブザーを渡されます。

順番がまわってくるとブザーが鳴るので、受付に向かい、シャワールームのカードキーを受け取ります。20分程度の利用でお願いしますとの案内あり。シャンプーしてドライヤーで髪を乾かす時間を考えると、あまり時間の余裕はないですね…。

指定の番号のシャワールームに向かいます。シャワールームに入っての第一印象はキレイ! 次から次へと利用する人がいるであろうに、清掃がかなり行き届いており、気になるようなホコリや水しずくなどがなく快適!

シャワールームに入ってすぐのところにまず洗面台があり、次にトイレ、そしてその奥にシャワーブースがあります。シャワーブースにはガラスの扉がついています。

トイレは、TOTO製でウォシュレット付き。

備品として、ヘアードライヤー、サーキュレーターが置いてあります。ダイソンのヘアードライヤー初めて使ったけど、なんだか気持ちヨカッタよ。

ダイソンのヘアードライヤー

そして、特筆すべきはアメニティの種類の豊富さ。まず目に入ってくるのが、青いボトル。KOSEの雪肌精(SEKKISEI)のクレンジングオイル・洗顔料・乳液です。

その他に、ヘアブラシ・コットン・歯ブラシ・シャワーキャップ・シェービングクリーム・使い捨てスリッパなど。

荷物置き用の台、イスもあります。

バスマットに、バスタオル、ボディータオルが1枚ずつ。

シャワーヘッドは、レインシャワー、ハンドシャワーの2種類。そして、なんとも贅沢なことにボディーシャワーも付いる!なんとも充実した設備ですね。

シャンプー・コンディショナー・ボディーソープは、シャワーブース内にナチュラルスキンケアブランドの THANN製のものが備え付けられてます。

110番ゲート付近 ANA LOUNGE の雰囲気

110番ゲート付近のANA LOUNGEは、出国審査を終えて右方向に1分程のところです。

こちらのラウンジは横に細長い造り。114番ゲート付近のラウンジよりもこちらのラウンジの方が広く、飲食類の提供コーナーも2ヵ所あります。ただし、こちら110番ゲート付近のラウンジの方が混みあっている傾向にあります。

座席は、114番ゲート付近のラウンジはほとんどがソファ席である一方で、こちら110番ゲート付近のラウンジはテーブル席、カウンター席も多く設置されているので、パソコン作業などするときはこちらのラウンジの利用がおススメです。

114番ゲート付近 ANA LOUNGE の雰囲気

114番ゲート付近のANA LOUNGEは、出国審査を終えて左方向に5分程のところです。有名ラーメン店の六厘舎なども入っているフードコートの近くです。

こちらのラウンジは正方形に近い造りとなっており、座席はソファー席が中心で、カウンター席も少しあります。

各ソファには、サイドテーブルとコンセントが付いています。

この写真は平日23時台に撮影したものですが、この日は利用者が少なくゆったりと過ごせました。

ヌードルバー

以上、羽田空港国際線ANA LOUNGEの紹介でした。ご利用される方、ご興味ある方の参考になれば幸いです。

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