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【ルフトハンザ】プレミアムエコノミークラス搭乗記(羽田~フランクフルト)

2018年12月に中欧へ行った際に、羽田空港からドイツのフランクフルト国際空港までルフトハンザドイツ航空(Lufthansa)を利用しました。

往路、復路ともにプレミアムエコノミークラスで予約していたのですが、復路はラッキーなことにビジネスクラスへ無償アップグレードとなりました!そんな往路、復路の様子を前編・後編の2回に分けてご紹介したいと思います。

今回はフランクフルトはトランジットのみで、フランクフルト到着数時間後には、ルフトハンザを利用して中欧のハンガリーへ向かいました。

フライト情報

<往路>
2018年12月某日
航空会社:ルフトハンザドイツ航空
便名:LH0717
機種:ボーイング747-8
出発予定時刻:羽田空港15時20分
到着予定時刻:フランクフルト国際空港19時10分
予定飛行時間:11時間50分
予約クラス:プレミアムエコノミー
<復路>
2018年12月某日
航空会社:ルフトハンザドイツ航空
便名:LH0716
機種:ボーイング747-8
出発予定時刻:フランクフルト国際空港17時55分
到着予定時刻:羽田空港13時5分
予定飛行時間:11時間10分
予約クラス:プレミアムエコノミー(搭乗の際にビジネスクラスへ無償アップグレード)

ルフトハンザドイツ航空とは?

ルフトハンザドイツ航空はドイツ最大の航空会社、つまりドイツのフラッグキャリアであり、世界最大の航空連合であるスターアライアンスの創立メンバーの1社であります。日本の航空会社では、ANAがスターアライアンスに加盟しています(JALはワンワールド)。

この記事を書いている2019年2月現在、ルフトハンザの日本での就航地は羽田空港、関西国際空港、中部国際空港の3ヵ所となっています。

航空会社ラウンジは利用できるの?

残念ながら、プレミアムエコノミークラスでは空港ラウンジは利用できず、ラウンジはビジネスクラスから利用可能となっています。

しかし、座席クラスに関係なく、スターアライアンスゴールド会員 (STAR ALLIANCE GOLD) であれば、スターアライアンス加盟の飛行機に乗る際、スターアライアンス加盟の航空会社ラウンジを無償で利用することができます。

わたしはANAのスーパーフライヤーズ会員としてスターアライアンスゴールドの権利を持っている為、今回、羽田空港ではANA LOUNGEを、フランクフルト空港ではルフトハンザのSenator Loungeを利用しました。当日の搭乗券とスターアライアンスゴールド会員であることを証明する以下のようなカードを提示することで、ラウンジに入室できます。

ANAのラウンジは、国内線ラウンジは飲み物とあられ(米菓子)くらいしかないのですが、国際線ラウンジではサンドウィッチやおにぎり、カレーライス、うどん、チーズ、チョコなどが提供されています。

特別に豪華な食べ物というわけでもないのに、なんだか嬉しくて、スターアライアンスの飛行機で海外へ行く際にはラウンジ行きたさに少し早めに空港に向かってしまうことがあります♡

ルフトハンザルフトハンザのホームページの情報によると、一部の空港のルフトハンザラウンジについては、プレミアムエコノミークラスでも有料で利用できるようです。詳細はルフトハンザのHPでご確認ください。

プレミアムエコノミーの座席はどんなの?

さて、搭乗時間がやってきて機内に乗り込みます。今回の機体のプレミアムエコノミーの座席数は32席。座席配列はは2-3-2で、エコノミーの3-4-3と比較するとかなり余裕があります。 横との間隔だけでなく、前後の間隔も、エコノミークラスの座席と比べて少し広めに確保されています。

※青色のネックピローはわたしの私物です

個人的には隣りの席との間の肘掛け部分が広いのが嬉しいです。知らない方が隣りのときはもちろん、知り合いや身内であっても、肘があたるのってお互い気になりますよね。肘掛けを奪い合うって言うと大袈裟かもしれませんが、少なくとも、プレミアムエコノミーではその心配は不要です。

写真に写っている青色のネックピローは、 『今日も世界のどこかでひとりっぷ』という本の著者であるフクイユミコさんがおすすめされている「イーグルクリーク」のネックピローで、わたしの最近のお気に入りです。

ビーズが入っているタイプのもので、以前別のメーカーのものを利用していましたが、こちらの方がビーズが詰まっており首をほど良くささえてくれるので重宝しています。

プレミアムエコノミーの機内食はどんなの?

まず、搭乗して間もなくすると、プレミアムエコノミーの乗客にはウエルカムドリンクが提供されます。搭乗してから機体のドアが閉まるまでしばらく時間がありますが、その時間をドリンクを頂きながらのんびりと過ごすことができます。

そして、離陸して約40分ほどでドリンクとスナックが配られました。こちらはエコノミークラス、プレミアムエコノミークラス共通のサービスです。

その後さらに40分ほどすると、1回目の機内食の時間です。メインディッシュを洋食か和食から選べるようになっており、わたしは洋食を選びました。

メインディッシュはエコノミークラスと同じ内容ですが、前菜がエコノミークラスよりも少し豪華になっているようです。また、プレミアムエコノミーの食事は、器がプラスチック製ではなく陶器となっており、飲み物のグラスはガラス製となっています。

  • 前菜
    エビのハーブソテー、サーモンのマリネ、コールスローサラダ 三食中巻寿司、たくあん巻き、かんぴょう巻き、新生姜の甘酢漬け、醤油
  • 主菜
    牛肉のグーラッシュ、フィンガーポテト、ジャーマン紫キャベツ
    (和食を選択した場合は「カツ丼、錦糸卵」)
  • デザート
    ガナッシュケーキ、ラズベリーソース添え

1回目の食事のあと4時間くらいすると、軽食が配られました。おにぎりとケーキ(袋包装されたパンのようなもの)があり、わたしはおにぎりを頂きました。

特にお腹は空いていなかったのですが、目の前に持ってこられると、ついつい手が出てしまいました、、、。 こちらもエコノミークラス、プレミアムエコノミークラス共通のサービスです。

なんだか食べてばかりな気がしますが、さらに4時間ほどすると、2回目の機内食です。メインディッシュを洋食か和食から選べるようになっており、わたしは洋食を選びました。

正直、この時点でお腹いっぱいで、半分ほど食べたところでギブアップとなりました。 エコノミーとの差としては、恐らく、フルーツがエコノミークラスのものよりも豪華なようでした。

  • 主菜
    ボロネーゼソースとパルメザンチーズのリガトーニパスタ
    (和食を選択した場合は「豚唐揚げ味噌煮込みソース、ご飯、玉子青菜ふりかけ」)
  • デザート
    新鮮なフルーツ

最後、着陸態勢に入る直前に、タブレットとキャンディーの中間のようなものが配られました。いわゆる、お口のなかをリフレッシュしてね!って感じのものですね。エコノミークラスでも配られていたかと思います。

プレミアムエコノミーのアメニティはどんなの?

アメニティはCERRUTI 1881のポーチに入っており、中身は歯ブラシ、靴下、ウェットタオル、アイマスク、耳栓でした。

わたしは存じなかったのですが、CERRUTI 1881は1967年にパリで立ち上げられたファッションブランドのようです。

ルフトハンザのプレミアムエコノミーを利用するメリットは?

ご紹介してきた点も含め、エコノミークラスと比較してのメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。

  • 座席の幅が広い
  • 座席の前後の間隔が少し広い
  • 搭乗して間もなくすると、ウエルカムドリンクが提供される
  • 食事のグレードが少しアップされている
  • 食事の器が陶器である
  • ドリンクの種類が少し多い
  • 各座席にペットボトルのミネラルウォーターが初めから置かれている
  • ペットボトルの専用の置き場がある
  • ポーチ入りのアメニティが付いてくる
  • スリッパが付いてくる
  • モニターが大きい

「広い」、「大きい」などは、エコノミークラスと比較してのことです。

個人的には、座席の幅が広い点、前後の間隔が広い点が、エコノミークラスより高めの金額を支払ってでもプレミアムエコノミーを利用したくなるポイントです。ビジネスクラスのような非日常感はありませんが、座席が広いことで身体を動かしやすく、座席を倒すことで眠りやすくもなるので、長時間フライトの場合には利用する価値が高いかと思います。

以上、ルフトハンザドイツ航空のプレミアムエコノミークラスの紹介でした。後編では、復路に乗ったビジネスクラスをご紹介したいと思います。

【ルフトハンザ】無償アップグレードによるビジネスクラス搭乗記(フランクフルト~羽田)

今日も、最後まで読んで頂きありがとうございます!

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